<   2006年 11月 ( 4 )   > この月の画像一覧

一周遅れで トップを走る!

 今日は、「風土木の家」の講演会、 宇江敏勝さんのお話を聞きました。
長年 林業に携われていて、現在 作家としてたくさんの本を書かれている方です。
 
 炭焼きの息子として生まれ、山を転々としながら炭を焼いていた時代。昭和30年代、エネルギー革命で炭焼きがダメになり、その後植林や下草刈など 造林の仕事にたずさわった時代・・・ 今までの自分が経験した山での暮らしや営みをお話し頂きました。

 印象に残ったのは、山の仲間が次々と山を捨てて町へ出て行ってしまい、自分だけ取り残されたけど、今は陸上競技で言う 「周回遅れ」で先頭を走ってる・・・っておっしゃってました。

 炭焼きが盛んだった頃は、生活や産業の必需品である燃料を扱っていたわけですから、炭焼きは 花形の産業だったのでしょう。その後、昭和30年代40年代の拡大造林の時代、「山持ち」というと資産家を意味してたし、「山林王」なんて言葉もありました。ところが今は、山が元気のない時代・・・

 今の時代は、石油中心でいろんなことが動いている時代・・・政治までもが それで動いています。でも、最近 その限界が見えてきたように思います。
特に日本は石油資源がない国です。ふり向けば、山には資源がいっぱいあります。木材という資源だけでなく、山と人がかかわってきた 「文化」という資源もあります。

 これからは、一周遅れで、「山」がトップを走る 時代がきっとくるでしょう。 そうすれば、石油のために戦争に行く必要は もうなくなります。
[PR]
by raqu3 | 2006-11-20 01:15

川端さんの講義

 今日の近江環人の講義は、近江八幡の八幡堀の再生運動をされた川端五兵衛さん(現在の近江八幡市長)の講義。とにかく、感激!でした。
 
 八幡堀の再生運動をされていたのは、昭和49年、今から30年以上前のことです。当然当時は市長ではありません。
八幡堀というのは、約400年前につくられた堀で、そこからびわ湖を通じて近江商人が商売に出たところです。しかし、近代になってその役割を終えた後は、生活廃水の流入によりヘドロがたまり、住民の嫌われ者の存在でした。
それを、埋め立てて駐車場にするというのを、川端さんたちがひっくり返して堀を再生させたのです。しかも、既に工事は始まってるものをひっくり返してしまいました。
そして、現在では 多くの観光客が訪れ、特に八幡堀で絵を描いてる人が多い、描きたくなるスポットになりました。
 その後、土地改良事業で消滅しようとしていた、ヨシ原の水郷地帯の保存運動も展開され、何とかその一部が残り、それが今の「水郷めぐり」のルートになっているそうです。

 今でこそ、市民も行政も 多少なりとも景観や文化財に対しての意識は高まってきてますが、30年前はもっと効率主義の考え方が当たり前だったようです。
 お話では、決して全てが順調にうまくいったわけではなく、行政や住民の理解を得るにはものすごいご苦労があったそうです。
でも、強い信念と情熱が人を動かす・・・・というのを、改めて思い知らされました。
川端さんの年齢は はっきり知らないのですが、おそらく私と同じような年代のころの事だと思います。
今日は川端さんのエネルギーを強烈に受け止めて、「やればできる!私もやらねば!」と勇気付けられました。
 
 川端市長は今期で引退されるそうです。
次は、私たちの世代が もっと勇気をもってがんばるときです。
[PR]
by raqu3 | 2006-11-18 01:37

情熱大陸

 昨夜の「情熱大陸」は、左官の久住有生さんでした。カリスマ左官職人と呼ばれた久住章さんの息子さんです。やっぱ、がんばってる人は、イイ顔してましたネ。ビデオもとっちゃいました。
「3歳からコテをにぎり・・・」のフレーズは スゴイ! にやけてしまいました。
カサハラは、「3歳から 木の木っ端で遊んでました」

 大工の息子の私としては、職人が生き生きと仕事をしている姿が うれしくてたまりません。
こんな、職人が輝く仕事がしたいですネ。
[PR]
by raqu3 | 2006-11-14 01:02

小さい秋 発見!

 京都の製材所に運び込まれた巨大な切り株。杉の大木らしい。
根っこの周りからいろんな植物が芽を出し、しっかり紅葉してました。


a0093864_20471088.jpg

[PR]
by raqu3 | 2006-11-06 18:48