ちょっと前になっちゃいましたが、11月23日は
彦根景観フォーラムのまち歩きイベントでした。
今年で、4年目。4つのコースに分かれて、ボランティアガイドさんの案内で城下町を散策するイベントです。
今年の収穫は、大半さんの湯葉。明治から続く湯葉のお店で、炭火の直火で湯葉を作られています。京都などでよく目にする湯葉は、湯煎してつくる方法で、薄くて上品な湯葉ができます。直火でやるとわりと厚めの湯葉ができ、繊細さはないけど ご主人いわく、この方が湯葉そのものの味を楽しめるそうです。どちらかというと、原始的で素朴な製法かな。
試食させて頂きましたが、ご主人のお勧めは塩で食べること。醤油をつけてしまうと醤油の味が勝ってしまい湯葉そのものの味が楽しめないとのこと。
味覚を目いっぱいとがらせていただくと、口の中に湯葉の風味が広がりました。
味付けの濃い食べ物が多いこのごろ、久しぶりに素材そのものを味わった気がしました。
建築もやはり、素材を活かした、うす味の関西風?がいいですよね。